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射撃競技を支える大切なお道具たち 2

さて前回から射撃競技をさせるお道具たちをピックアップしています。今回はバイザーとアイブラインダーをご紹介しましょう。

テニスやゴルフなどでもサンバイザーは付けたりしますよね。
屋外で競技を行うアーチェリーでは、たいてい太陽の光がまぶしいので陽の光を遮る意味合いで着用するので、最初は日除けのためかなと思っていました。

射撃はインドア競技で太陽の光が直接当たることはありませんが、標的を狙う際に覗くピープサイトという部分に室内の余計な光が入ることでサイトの中が見えにくくなるんですね。

そこで調度良い光量調節のために用いられるのがバイザーです。
これは全ての選手が付けているわけではないので、バイザー無しで撃っている選手のピープからの標的がどのように見えているのか実は気になっています…。


そして片方の目の前にあるものは、アイブラインダーと言いまして、その名の通り目を隠すものです。
人の目はどちらかの効き目で標的を見る物なんですね。


それで両目だとしっかり狙いにくいので効き目じゃない方を閉じたりするんですが、閉じようとする動きですでに身体に力が入ってしまうんです。


射撃はいかに自分の動きを制止できるかなので、できれば目をつぶるという動きも最小限にしたいので、このような目隠し板を使って、両目を開けたまま狙うことができるようにしています。

実はこのブラインダー、ちょっと大きさが足りない、というか小さいのですべての視界を覆えてなくて若干使いづらいなという気はしています(笑)

ブラインダーの大きさはルールでしっかり決められていて、昔はもうすこし大きなサイズが認められていたそうですが、決勝戦で前方から選手の顔を映す際に、大きなブラインダーでは顔が見えなくなるという理由で、現在のサイズまで小さくなったそうです。

いやいや・・・そりゃお顔をキレイには映して欲しいけれどもさ・・・。撃ちやすさの方を優先してくださいよ・・・。と思っちゃいますがどうにもならないのでコレで頑張っています。

ほんの小さなことですがこのブラインダーが無かったらおそらくちゃんと撃てません・・・。それくらい道具というのは身体の一部みたいな感じになっていますね。ただ、どのお道具たちも非常に高い!!!!コートなどに比べればお安いんですが、このちょっとした目隠し板は5,000円ほど・・・。

「えーー!!お昼のお弁当1週間分やん!!」と思ってしまう私ですが、パチもん覚悟でamazonで同じようなものを800円で購入したら問題なく使えました(笑)ブラインダーは代替品がありましたが他のものはたいてい正規品しかないので、びっくりするような価格にあえぎながら競技をつづけています。

あ~~今日もコンビニのコーヒーはやめておこう・・・(←節約のつもり・・・)